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熊本地震から一年
- 管理人
- 2017年4月14日
- 読了時間: 2分

TV画面に緊急地震速報が流れたあの日。東日本大震災と同じように緊張感が走ったのを忘れもしない。
私の住む東京からは遠い九州は熊本。TVニュースからの被害状況と続く大きな余震。
震災の前年に私は、雑誌の取材で熊本市へ行った。取材前日に熊本に関係する取材なので、熊本の歴史を知りたく熊本城へと足を運んだ。今までいくつかのお城を訪れたことがあるが、熊本城は私にとって一番好きで素敵なお城なった。
そして何よりも思い出なのは熊本の皆さんからとても親切にされたことだ。
取材の中で、熊本県の災害に関する危機管理体制についてお話を聞く機会があったのだが、熊本県の危機管理体制は県、自衛隊、警察、消防、医療機関などの初動体制が構築されており、それは当時のニュースを見ながら実証されていることを感じた。この地震で100%の対応が出来たかといえば多くの課題を残したではあろうが、日頃から県、自衛隊、警察、消防、医療機関が顔の見える関係とした実践的な訓練をしていた成果は大きかったと思います。当時、私としてはこのような体制作りは、熊本がモデルケースとなるのではと思いました。

まだ震災の爪痕が残り、復興計画の中にも大きな障害となる問題も多く、経験を教訓として安全対策を施すにも、そこへ住む方々には大きな変化が求められます。たくさんの笑顔が熊本に戻りますよう切に願っております。

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