top of page

人命救助のプロフェショナル

 

 一般的にはレスキュー隊と呼ばれていますが、正式名称は「特別救助隊」といい、消防吏員(消防官)で構成された人命救助の専門部隊です。その中でも区分けされており、救助隊、特別救助隊、高度救助隊、特別高度救助隊と隊員の構成や配置、車両、資機材の基準などがあります。

 

 レスキュー隊は各自治体の消防署に配置されており、交通事故・火災・自然災害などの幅広いシーンで活躍します。大規模災害では、緊急消防援助隊として登録された部隊や、国外の災害では、消防・警察・海保の隊員で構成された国際緊急援助隊の登録隊員が派遣されます。

 

 レスキュー隊になるには、消防官の中でも選りすぐりの体力・技能・知識を持った隊員のみで構成され、日常的な消防活動だけでなく、水難救助隊や山岳救助隊を兼任しているケースが多く見られます。

 レスキュー隊はオレンジ色の救助服に身を包み、専用の救助用資機材を積み込んだレスキュー車(救助工作車)に乗って出動します。

 さらに専門的な分野にすると、水難救助隊、山岳救助隊、航空救助隊があります。

 

船艇救助

​航空救助

​山岳救助

水難救助

bottom of page