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​ 近年、救急要請の需要は高まり出動件数は増加の一途をたどっています。総務省消防庁の平成27年中「救急出動件数(速報)によると、救急出動件数は605万1168件で、搬送人員は546万5879件。その要因には、高齢者の増加や救急車を必要としない不適切な利用などがあります。救急車がこのままでは足りない、本当に救急車を必要としている人のもとへ一刻も早く向かわせてあげてください。しかし、本当に救急車を呼んでも良いのかと戸惑う方も居ますが、身体に不自然な異変を感じたら迷わず119番することも重要です。

Q.救急車を呼ぼうか迷ったら?

A. 救急相談センター「#7119」という番号を耳にしますが、これは全国共通ではなく東京だけです。その地域の消防署へ電話で問い合わせて下さい。

Q.AEDってなに?

A. AEDとは自動体外式除細動器のことを言います。

 

A:Automated(自動化された)、
E:External(体外式の)、
D:Defibrillator(除細動器)です。

  • 心停止には、電気ショックの適応となる「心室細動」と呼ばれる心臓がこまかくふるえることによって、血液を送り出せなくなる不整脈によるものと、適応でないものとがあります。

  • 心臓の状態をAEDが判断して、自動的に電気ショックが必要かどうかを教えてくれます。

  • 電気ショックをすることで、心室細動を止めて正しい心臓のリズムに戻します。

 救急隊員も使用しているもので、実は私たちの身の回りに多く設置されています。あなたにも助けることのできる命があります。職場や学校、通勤・通学中のどこにどんなAEDがあるか確認してみてください。

 

AEDは音声や画像で指示を出してくれるので、その指示に従って行動してください。

日頃から心肺蘇生やAEDの使い方などを習得できるようにお近くの消防署で実施されている救命講習を受講してみましょう。

駅に設置されたAED

​救命講習

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